ヨーロッパで暮らしていて感心するのは、EUの連帯感である。これまでの歴史の中で、何度も戦争をして、敵対しあい犠牲者をだしてきたヨーロッパ諸国。そんな国々が1つのグループとして手を取り合い、国際社会に対抗する。そんなEUの国同士のつながりは他の地域にはまねできない強さだと思う。反対に私たち日本人は、近隣アジア諸国とは未だに緊張状態にあるように感じることも少なくない。 そこで今回は、これまでのアジアの歴史や国同士の関係・衝突などを全部無視して、日本が中国・韓国・香港・台湾とEU化(経済連合)して、中央アジア連合“AU(Asia Union)”ができたらどうなるか?をテーマにする。ただ、これを書いている私自身、EUの専門家でもなければ、アジア諸国の関係に詳しいわけでもない全くの素人なので、知識が豊富な方にコメント欄やTwitterなどで批評や異論を唱えるなどのご意見を頂けると、私も含め読者全員の勉強になるのでありがたい。
日本が近隣諸国とEU化してAUができるとこうなる!30パターン
1. “外国人”という言葉の持つ意味が変わる。
例えば、子どもが「今日新しく来た転校生が外国人だった」といった場合、“外国人”で連想するのは“欧米人”ではなく、肌の色が同じアジア人になる。
2. 食品や生活用品の表示が全て、日本語、中国語、韓国語表記になる。
3. AUの共通言語を作ろうと模索するが、結局は英語に落ち着く。
4. 治安が悪くなる。物乞いするホームレスが誕生する。
5. それぞれの国が内心では「自分の国が一番だ」と思いつつ、それでも「同じAUの国だから」という一種の連帯感が生まれる。
6. 東南アジアからの不法入国者が増える。
7. 日本一、世界一といったラベルよりも「アジア一」というラベルを多用するようになる。
8. 親戚のお姉ちゃんの結婚相手が韓国人、俺の彼女は台湾人
9. ナショナリスト、差別をする人が増える
10. それぞれの言語学習者が増え、3か国語ペラペラな人が多くなる。
中国との主導権争い?11. 優秀な中国人・韓国人に就職口を取られてしまう。
12. “AUとして”発言することで国際社会に与える影響力が強くなる。
13. アジア全体の世界的な地位を底上げできる。
14. 経済発展中で元気のいい中国の経済の恩恵を受けることができる。
15. 中国と日本の主導権争いが起こる。
16. 国の赤字をちょろまかす国が出たら、連帯で責任を負い返済&救助にあたる。
17. 少子化問題解消。人口ピラミッドが理想的な三角形型になる。
18. 東京ディズニーランドのミッキーが中国語と韓国語をしゃべるようになる。
19. 航空会社の競争が激しくなり、日本-台湾間の料金が3千円!のような安い航空会社が新規参入してくる。
20. 国内に日本がうまく話せない外国人が増える。
21. AUの台頭により北朝鮮を鎮圧。
22. それぞれの国に対する偏見がなくなり、相互理解が深まる。
23. 中国はこれまでのような大っぴらなパクリができなくなる。
24. AU共通通貨の誕生で、アメリカ経済をも凌ぐ強力な経済共同体となる。
25. AU諸国の本格的な料理が日本で手軽に安く食べられるようになる。アジア料理レストランが増える。
26. オリンピックやワールドカップで日本が負けてしまったら、とりあえず他のAU諸国を応援する。
27. それぞれの国のカラーがアジアスタンダードとなり、日本人とその他アジア人の見分けがつきにくくなる。
28. 中国は~だ、韓国は~だという決めつけと批判が時代遅れと見なされるようになる。
29. 後にシンガポール、インド、フィリピン、マレーシアなどの国がAUに加盟する。
30. たばこは税金の低い中国で調達するようになる。
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