アバクロが四半期で69億円超の赤字

『Business of Fashion』のレポートによると、アバクロの呼び名で知られるアメリカンブランド〈Abercrombie & Fitch(アバクロンビー&フィッチ)〉が年度の第一四半期に6,200万ドル(およそ69億6,600万円)の損失を記録したという。しかしこの6,200万ドルという数値は、ブランドにとって「予想よりも軽い損失」だったようだ。現在売りに出されている〈Abercrombie & Fitch〉、もといその運営企業「A&F」は、子会社ブランドである〈Hollister(ホリスター)〉の2017年の売り上げ上昇の影響を受け、この第一四半期の結果を出したとのこと。〈Hollister〉は4月末までのファーストクォーターのレポートで、同じ店舗内で3%の売り上げの上昇を記録している。いったいどれほどの赤字を見込んでいたのだろうか。現在そんな「A&F」は、ライバルブランドを経営する「American Eagle Outfitters Inc.(アメリカン イーグル アウトフィッターズ)」とアメリカのプライベートエクティ「Cerberus Capital Management(サーベラス キャピタル マネジメント)」にて共同買収を計画されている。 所謂“ショッピングモールブランド”と括られる〈Abercrombie & Fitch〉、〈Hollister〉といったブランドはその市場の縮小を余儀なくされ、「American Apparel(アメリカン アパレル)」に至っては会社自体が姿を消すことになった一方で、〈ASOS(エイソス)〉、〈H&M(エイチ・アンド・エム)〉、〈Zara(ザラ)〉といったブランドおよび運営企業はその業績を健全に伸ばすという二極化が進んでいるようだ。  

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